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44.パーソナルスペース

5月23日
読了時間: 2分

私が31歳の時に入学した武蔵野大学の通信教育過程では、

夏休みの期間を使って学校で授業を受けるスクーリングがありました。


スクーリングは必修科目なので、

毎年夏になると会社の休みを使って出席しました。


北海道とか沖縄とか遠方来られるには頭の下がる思いでした。


スクーリングでは、

短期間でレポートを仕上げなくてはいけなかったりで大変でしたけど、

勉強の楽しさをようやく覚えた私にとって、

どれも知的好奇心を満たしてくれるものでした。


色々な授業があるなかで、

特に印象に残っているのはパーソナルスペースを測定する授業です。


パーソナルスペースとは、

簡単に言えば対人距離のことで、

これ以上近づいたり近づかれたりすると不快感を感じるスペースのこと。


自分を中心にした円があり、

その内側がパーソナルスペース。


例えば、

友達と全く見ず知らずの他人とでは、

友達の方がパーソナルスペースが狭くなります。


相手との関係性に影響されるわけです。


満員電車のように、

仕方ない状況に左右されることもあります。


パーソナルスペースの測定方法は、

自分を中心に8方向(前方・右前方・右横・右後方・後方・左後方・左横・左前方)から、

順番に相手が近づいてくる場合と、

こちらから相手に近づいていく場合の2パターンを測定しました。


これ以上近づくと不快だという距離でストップをかけます。


私の測定結果は、

近づかれる場合は110cm~150cm、

近づく場合は120cm~156cmでストップをかけました。


また、

後方や左右後方から近づかれた場合は、

後ろには目がないので注意が払いにくく、

一般的にはパーソナルスペースが狭くなる傾向があります。


一緒に実験を行ったメンバーには0cmの人もいて、

私は140cm~150cmもの距離がありました。


対人距離には密接距離(15cm 以下~45cm)、

個体距離(45cm~120cm)、

社会距離(120cm~360cm)、

公衆距離(360cm~750cm 以上)の4分類あります。(Hall,1966)


私は誰に対しても、

社会的距離というフォーマルな会話が行われるような距離を保っていることを知りました。


自分の警戒心の強さを初めて自覚したんです。



そんなに遠くにいたら

顔も見えないし

声も聞こえないよ

もっと近くに来てくれないかな

それとも君は

そこからのほうが話しやすいのかな

おいしそうなスイカを買って来たんだ

一緒に食べようよ

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