54.思いはうんち
5月27日
読了時間: 2分
視覚障害者のためのセミナーに参加したことがあるのですが、
視覚障害者のみなさんが、よく話すのを目にしました。
晴眼者(目の見える人)のセミナーだと、
最後に講師が「何か質問はありますか?」と聞いても
手が上がらないなんてのはよく見る光景です。
それで、
当てられるのや人前で話すことが恥ずかしいからだと思いますが、
セミナーが終わって、
講師に聞きに行く人もいますよね。
でもそのセミナーでは、
手がたくさん上がったんです。
視覚障害を持つ方は、
目からの情報量が晴眼者に比べて圧倒的に少ないから、
耳で聞くことが一番の情報源になります。
疑問はその場で聞かないともやもやしたままですし、
ネットで検索しようにも、
疑問自体を忘れてしまうから、
わからないことはその場で聞くんだと、
ある視覚障害者の方が教えてくれました。
そして、
講師に当てられた方もとてもよく喋りました。
私はその光景を見て、
みなさんもっと話したいんじゃないかと思いました。
聞くことが多い人は、
その分話すことでバランスを取っているのかもしれないと。
話をする代わりにアートや違う方法で表現する方もいるのでしょう。
変な例えですが、
思いはうんちと同じで、
溜まってきた時に、
どこかで出すことが健康の秘訣ではないかと思うのです。
目が見えないぶん心で見る
耳が聞こえないぶん心で聴く
話ができないぶん心で伝える
神様は障害と引き換えに
心の豊かさを授ける
謙虚にお互い学び合うことを教えてくれる
